会長 光田 信明
令和3年から大阪産婦人科医会会長に就任しました光田信明です。
大阪産婦人科医会は大阪府内1,300人超の産婦人科医師で構成される学術団体です。私どもの活動は日本産科婦人科学会、日本産婦人科医会、近畿産科婦人科学会、行政等と連携しながら産婦人科医学・医療の啓発・普及を行うことです。本会の目的は女性の健康のために、医療・保健・福祉活動を行い社会貢献する事です。
昨今は、“人生100年時代”と言われ、女性の社会進出も拡大しています。産婦人科医学の進歩もめざましく、提供できる産婦人科医療はその質においても、量においても大きく拡がっています。我々は、お産ばかりが主たる目的ではなく、一生涯通じての女性の健康保持に寄与する活動を行っています。女性はその生涯において、赤ちゃん、乳幼児期、学童期、思春期、成人、生殖時期、更年期、老年期を迎えます。そのすべての時期に女性特有の心身の健康問題が存在しています。こうした問題に出会った時に、産婦人科を受診されるのでもいいのですが、可能ならば、日頃から“かかりつけ産婦人科医師”を持っていただきたいと思います。
大阪府はコンパクトな地域ですが、多くの産婦人科医療機関・専門医が控えています。皆様のご希望に添える産婦人科医師が待機していることをご記憶いただければ幸いです。
当会は、常に女性とともに存在し、女性支援のために邁進する産婦人科医師の団体としてあり続けることを表明し、実践していく覚悟であります。本会へのご理解・ご支持を、なにとぞよろしくお願いいたします。